介護職員と看護師の違い

 

老人ホームは病院とは違い、要介護、要支援の認定を受けた方が入所するところで、医療施設ではなく生活の場という違いがあります。その為看護師の数も病院と比べて圧倒的に少なく、主に介護の資格を持った介護職員を中心に動いています。大きい老人ホームでも看護師の数は10名に満たないことが多いのです。介護職員15名あたり看護師1名ほどの基準で配置されます。

 

生活の場であることを認識する

病院での目的は病気を治すことです。その為認知症などで適切な医療処置を受けられない場合は紐などで身体を縛ったり、夜寝れずに歩き回る患者様には睡眠薬を投与したりしますが、老人ホームの目的は良い生活をすることが目的ですので、そのような拘束や睡眠薬の投与はほとんどの場合行われていません。特に拘束は老人ホームにとってはタブーであり、それに戸惑う看護師も少なくありません。良い生活をしていただくように、できるだけ自然な形で寝ていただくように、昼間できるだけ運動などをして夜間寝て頂く、寝やすい環境作りを行うなど生活面から問題行動に合わしてアプローチすることが多いです。

 

少人数の看護師だから優遇されることも多い

老人ホームで働く看護師は病院の看護師と比べて圧倒的に数が少ないです。その為老人ホーム側からすれば看護師の確保が非常に難しく、今働いてくれている看護師を重宝する傾向が強くあります。その為、看護師の手当を多くしたり、休みを多くしたりなどの優遇処置があるところもあります。介護職員よりも看護師の方が求人しても集まりにくいためそのような処置を取らざる得ないのです。面接時など自分の希望した給与があっさり通ったなどの話も少なからずあるようです。